長い間温めてきた企画が実現しました。
最初に、ご本人に「ヒロシマ 消えたかぞく」を読んでいただきました。広島でこの家族写真に出会って、2000枚もの写真を見るうちに、まるで親戚のように身近な人たちに感じられるようになったそうです。特に表紙の公子ちゃんは、指田さんご本人と重なるようです。
「原爆で消えてしまった家族を、絵本の中でもう一度一緒にしたかった」という指田さんの言葉から、この絵本に対する情熱を感じました。
絵本には使われなかった写真も見せていただきました。その1枚1枚を説明する指田さんは本当にこの家族の親戚のようでした。こんなに幸せそうな家族が一瞬でいなくなってしまったのですね。
指田さんの他の絵本「はしれ、上へ!つなみてんでんこ」「ぼんやきゅう」などの紹介もありました。こちらも指田さんのライフワークの1つです。
指田さんは、近々石川県珠洲市の小学校へ行くそうです。私たちからもメッセージの協力をしました。