「明日への手」美術展について
「明日への手」美術展は、幼児や小学生を中心とした子どもたちの作品を通じて、
子ども自身の表現の力と、その育ちを支えるまわりの大人たちのまなざしをつなぐ展覧会です。
＊＊＊＊＊
作品には、言葉では表しきれない
「今、この子が感じていること」「こうしてみたい」という想いが込められています。
その表現とじっくり向き合うことで、
保護者と子どもの間に新たなコミュニケーションが生まれる。
それこそが、この展覧会の大きな価値だと私たちは考えています。
また本展には、子どもの表現に日々向き合っている美術教室の先生方や、
園・学校で教育に携わる大人たちに加えて、
アートを本気で学び、自らの表現と社会との関わりを探求している美術大学生の参加も呼びかけています。
幼い子どもたちの作品と、学びを深める大学生の作品が同じ空間に並ぶことで、
年齢や立場を超えて
「表現とは何か」
「人と人をつなぐとはどういうことか」
を感じ取れる場となることを願っています。
本展は、作品の「発表の場」であると同時に、
子ども・保護者・教育に関わる者・未来の美術教育者がつながり合い、
互いに学び合う美術教育の実践の場でもあります。
＊＊＊＊＊
「明日への手」というタイトルには、
今この瞬間に動く子どもたちの“手”が、未来を形づくる力になるという願いを込めました。
その手でつくり出された作品が、
世代や立場を越えて多くの人の心を動かすような展覧会を、
私たちはともに目指していきます。
「明日への手」美術展 作品出品についてはこちら
昨年までの展覧会の様子
ヴァーチャル展覧会 -第67回展覧会-
＊＊＊＊＊
主催：NPO法人ARTKIDS.JP 「明日への手」美術展
お問い合わせ artkidskoubo@artkids.jp